ゴールドマン:株式高速取引業務を強化-人材採用や資金投入

米ゴールドマン・サックス・グループが株式 の高速取引業務の強化に取り組んでいる。

ゴールドマンの株式電子取引執行部門はモルガン・スタンレーのエ グゼクティブディレクター、キース・カスチオ氏を含む幹部を採用して いるほか、ソフトウエアや取引インフラ、自社のダークプール(私設取 引システム)「シグマX」に資金を投じている。事情に詳しい複数の関 係者が明らかにした。

作家のマイケル・ルイス氏は昨年の著書「フラッシュ・ボーイズ」 で高頻度取引(HFT)の問題点を列挙したが、ゴールドマンはそれよ りも先に高速取引の改革の必要性を指摘。HFTの問題の対抗策として 同書が紹介したダークプール運営会社「IEXグループ」の米株式プラ ットホームにも早い時期から支持を示していた。

ゴールドマンは現在、より高速での取引執行を目指し、競合他社を 追撃して顧客のために公平な競争条件を整備しようとしている。

同社は今年1月、高頻度取引会社オールストン・トレーディングの ラジ・マハジャン氏を株式電子取引執行サービスを統括するパートナー に採用するなどしており、自動取引のトッププレーヤーの一角を占める ことに重点的に取り組んでいる形だ。

関係者の1人によれば、カスチオ氏は今年後半、マハジャン氏の直 属のマネジングディレクターとしてゴールドマンに加わる。ゴールドマ ンの広報担当、ティファニー・ガルビン氏はコメントを控えた。カスチ オ氏への電話取材の申し込みには返答がない。

原題:Goldman Sachs Revs Up in High-Speed Market It Sought to Reform(抜粋)

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