中国、人民元の国際決済システム「CIPS」を年内開始

中国は人民元の国際的な決済システムの稼働 を年内に開始する。

中国人民銀行(中央銀行)が11日公表した人民元の国際化に関する 報告書によれば、中国国際決済システム「CIPS」の第1段階がアジ アとオセアニア、欧州での取引に対応するため上海でスタートする。稼 働時間は現地時間午前9時(日本時間同10時)から午後8時で、国際取 引の決済や直接投資など人民元取引が容易になる。

オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC、華僑銀行)の謝棟銘 エコノミスト(シンガポール在勤)は「人民元の国際化にCIPS始動 は不可欠だ。人民元を決済する銀行の効率向上とコスト削減につなが る」と述べた。

人民銀は報告書で、海外の中央銀行が外貨準備に人民元建て資産を 加えることを「積極的に促す」方針を示し、外国中銀による本土の元建 て債の購入枠を撤廃する可能性があることを明らかにした。

原題:China to Start Cross-Border Payment System to Boost Yuan Usage(抜粋)

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