ブラジルの「小さい収穫」が大きな材料に-トウモロコシ市場

その名前にだまされてはいけない。ブラジル の「サフリーニャ(小さい収穫)」と呼ばれる二期作目のトウモロコシ 生産高が過去最高に達する見通しで、既に供給過剰となっている世界の トウモロコシ市場に出荷され一段の価格下押し圧力となりそうだ。

降雨が多くトウモロコシの生育が進んだため、一期作の夏季と二期 作の冬季の生産高見通しは今週、計8100万トンに引き上げられた。調査 会社サフラス・アンド・メルカードは過去最高の8300万トンと予想して いる。

2シーズン連続で豊作となり供給が過去最高に達したため、世界の トウモロコシ価格は過去1年間に24%下落。米国の豊作予想も既に相場 の重しとなっているほか、複数の調査会社がトウモロコシ業界はブラジ ルの収穫高を低く見積もっていると指摘している。

ブラジルの農家は通常、大豆の収穫後にトウモロコシを作付けし、 南半球の夏季後半の降雨がトウモロコシの生育を促す。この二期作目は 「小さい収穫」を意味する「サフリーニャ」と呼ばれるが、サフラス・ アンド・メルカードは5300万トンと、今年の夏季の生産高を上回ると予 想している。

原題:Brazil ‘Little Crop’ Poses Big Problem for Slumping Corn Market(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE