バイトマン氏がドラギ総裁に同意、債券「かんしゃく」警戒不要

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欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー のバイトマン・ドイツ連邦銀行総裁はドラギECB総裁らに続いて、最 近の債券売りは警戒すべきものではないとの見解を示した。

バイトマン氏は11日ロンドンでのイベントで、欧州債市場の調整は ECBの量的緩和(QE)開始前後の投資家の「熱狂」の反動だと指 摘。売りが膨らんでいる最近の状況について、「債券市場の現在のボラ ティリティ水準は異例に高いというわけではない」とした上で、「こう した市場の動きはリスク認識を促す限りにおいて、むしろ歓迎される展 開だ」と述べた。

ドラギECB総裁は3日の政策決定後の記者会見で、市場はボラテ ィリティの高い状態に慣れる必要があると発言し、相場安定に向けた発 言や行動を期待していた市場を失望させた。

独アリアンツの主任経済アドバイザーでブルームバーグ・ビューの コラムニストのモハメド・エラリアン氏はインタビューで、「ボラティ リティがこのまま続けばECBは難しい立場に追い込まれるだろう」と し、「非伝統的政策手段の目的はボラティリティとリスク要素を抑えて 投資家がリスクを取りやすくすることだ」と説明した。

欧州債のベンチマークである10年物ドイツ国債の利回りは4月17日 に日中ベースで過去最低となる0.049%を付けてから1ポイント近く上 昇している。

原題:Weidmann Echoes ECB View Bunds Can Handle Volatility Tantrum (1)(抜粋)

--取材協力:Alessandro Speciale、Lukanyo Mnyanda.

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