ブラジル株:ボベスパ指数、3日ぶり反落-追加利上げ観測で

11日のブラジル株式市場では、指標のボベス パ指数が3営業日ぶりに下落。景気がさらに悪化しても、ブラジル中央 銀行は利上げを継続するとの観測が広がった。

クレジットカード決済を手掛け、収入の大半をブラジル国内から得 ているシエロが2.8%安。住宅建設のガフィーザと小売りのブラジレイ ラ・ジ・ディストリブイサンがいずれも2.2%を超える値下がりとなっ た。

鉄鉱石生産世界最大手のヴァーレは上昇。鉄鉱石価格が5カ月ぶり の高値まで上げたことが買い材料となった。

ブラジル中銀が11日公表した6月の金融政策委員会の議事録では、 インフレ退治の進展は十分ではないとの認識が示された。トレーダーは 追加利上げのシグナルと受け取り、株式相場の見通しは抑えられた。

ボベスパ指数は前日比0.3%安の53688.52で引けた。一時は0.7%高 となる場面があった。

約5億レアル(約200億円)を運用するレメ・インベスチメントス のマネーマネジャー、ジョアン・ペドロ・ブルガー氏は電話取材に対 し、「追加利上げが行われれば、株式相場の地合いはやや悪くなる」と 説明。「現時点では悲観的な見方が広がっている。株式市場は政府が打 ち出してきたあらゆる計画を実行するのを待つことになるだろう」とコ メントした。

原題:Tombini Signal Sinks Brazil Stocks as Swaps Jump to 6-Year High(抜粋)

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