トヨタのレンツ氏:フィアットとの合併にメリットない

トヨタ自動車のジム・レンツ専務役員(北米 担当)は11日、フィアット・クライスラー・オートモービルズ (FCA)との合併はトヨタの利益にならないとし、FCAのセルジ オ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)がトヨタと接触したとは認 識していないと述べた。

レンツ氏はトヨタの年間の世界販売台数が1000万台であり、「われ われが必要なことを行う上で現在の規模は十分だ」と指摘。FCAと統 合することによる「利点はない」と述べた。ミシガン州アナーバー近郊 のトヨタのテクニカルセンターで記者団に語った。

マルキオンネCEOは自動車の新しい技術の開発にかかるコストを 賄うため他のメーカーとの統合を目指しているが、米ゼネラル・モータ ーズ(GM)に合併を打診して拒否された。

レンツ氏は、FCAの米国部門FCA US(旧クライスラー)で はトヨタの商品ラインアップを補完できないと説明。「『ジープ』ブラ ンドは極めて強力だが、われわれがグローバルなベースで必要としてい るものには合致しない」と語った。

原題:Toyota’s Lentz Says Automaker Wouldn’t Benefit From FCA Merger(抜粋)

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