ウクライナ国債が続落、債務再編めぐり債権者側との交渉難航

11日の金融市場でウクライナのユーロ債が3 日続落。同国の約190億ドル(約2兆3500億円)相当の債務再編をめぐ り、政府と債権者側の交渉が難航している。

ジャレスコ財務相は10日にワシントンで、協議に進展がなければ、 債権者への支払いを停止すると発言。これに対し、米フランクリン・テ ンプルトンを筆頭とする債権者グループは11日に発表資料で、同相の姿 勢に関して「深く憂慮する」と表明した。

今月はクーポン支払いの期限が迫っているほか、9月には5億ドル の償還を控えている。同国が債権者への支払いを停止しても支援を継続 できるとの見解を、国際通貨基金(IMF)当局者が示したことが前日 の売り材料となった。

キエフ時間午後3時43分現在、26億ドル相当の2017年7月償還債の 価格は1.61セント安の額面1ドル当たり47.43セント。3営業日の下げ 幅は5.17セントとなった。2023年4月償還債の価格はこの日、1.87セン ト下落の54.30セント。

交渉に詳しい関係者によれば、ジャレスコ財務相は債権者側に対 し、IMFが承認した融資パッケージに付帯する条件を満たすに は、40%の元本削減が必要だと語った。

原題:Ukraine Bonds Drop Amid Escalation of Rhetoric With Creditors(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE