ギリシャのデフォルトは時間の問題、真の期限は7月-S&P

ギリシャが国際通貨基金(IMF)など公的 債権者に支払いを履行できなくてもスタンダード・アンド・プアーズ( S&P)の基準でデフォルト(債務不履行)にはならないが、7月には 「真の期限」を迎え苦境に陥る可能性が高いと、S&Pのソブリン格付 け担当マネジングディレクター、モーリツ・クレーマー氏が述べた。

同氏は11日ブルームバーグとのテレビインタビューで、「厳密に言 えばギリシャは5日にIMFへの支払いを見送っている」が、それは 「S&Pの基準でのデフォルトイベントではない」と発言。ギリシャが 同日支払い分を含め月内に期限を迎える計17億ユーロ(約2100億円)前 後相当の月末一括返済を申請したことは、流動性がますます厳しくなっ ている状況を示すものだとし、「今の傾向から見て、民間債権者に対し てもデフォルトするのは時間の問題かもしれない」と話した。

また、ギリシャにとって死活問題となる「真の期限」は欧州中央銀 行(ECB)が保有する債券を同国が償還しなければならない7月だと 指摘。「この支払いを履行しなければECBがギリシャの銀行システム への緊急流動性支援を続けることは不可能になると思う」と語った。

さらに、ギリシャは持続的成長がなければ債務負担に耐えられなく なるだろうとも述べた。

原題:Greece Missing IMF Payment Isn’t Default for S&P, Kraemer Says(抜粋)

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