アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が反発、インド株下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

11日の中国株式市場では、上海総合指数が3日ぶりに反発。工業生 産や経済全体のファイナンス規模が市場予想を上回る伸びとなったほ か、新築住宅販売額が急増し、中国経済が安定化しつつある可能性が示 された。

テクノロジー株とヘルスケア関連銘柄を中心に上昇。ソフトウエア メーカーの東軟集団(600718 CH)は6.8%高、医薬品の哈薬集団 (600664 CH)は値幅制限いっぱいの10%高となった。

同日発表された5月の中国統計で、工業生産は前年同月比6.1%増 と、市場予想(6%増)を上回った。小売売上高は伸びが加速し、経済 全体のファイナンス規模と新規融資も予想を上回った。新築住宅販売額 は30%増加した。

上海総合指数は前日比0.3%高の5121.59で終了。CSI300指数は 下げた。

正徳人寿保険の運用担当者、呉侃氏は「大半の統計が市場の予想に 沿った水準で、驚きはあまりなかった」と指摘。「経済の安定化にとっ て重要である不動産販売が上向きの兆しを示したのは良いことだ」と述 べた。

香港市場では、ハンセン中国企業株(H株)指数が前日比0.9%上 げ、ハンセン指数は0.8%高で引けた。

【インド株式市況】

11日のインド株式相場は約8カ月ぶり安値に下落。CNXニフティ 指数は終値がここ7カ月で初めて8000を割り込んだ。モンスーンの雨量 に関して懸念が強まった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)も 注目されている。

インドステイト銀行は昨年10月17日以来の安値を付けるなど、銀行 株指数は7カ月ぶり低水準となった。英高級車メーカーのジャガー・ラ ンドローバーを傘下に置くタタ・モーターズは10カ月ぶり安値、発電設 備メーカーのバーラト重電機は1カ月ぶりの大幅下落となった。

ニフティ指数は前日比2%安の7965.35と、昨年10月21日以来の安 値で引けた。インド株の指標とされるS&P・BSEセンセックス は1.8%下げ26370.98で終了。これは昨年10月17日以来の低水準。イン ド準備銀行(中央銀行)は今月2日、モンスーン期の降雨状況を見極め てから追加利下げが必要かどうか決める方針を示し、センセックスは月 初来で約5%下げている。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.4%高の5556.65。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.3%高の2056.61。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比3.99ポイント高の9302.49。

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