米金融株「はじけて下落」のパターンたどる公算-ウェルズF

米連邦準備制度が利上げに近づく中、米国の 金融株は「はじけてから下落する」態勢にあると、ウェルズ・ファー ゴ・セキュリティーズの株式ストラテジスト、ジーナ・マーティン・ア ダムズ氏は予想した。

添付チャートが示すように、既に「はじける」局面に入っているか もしれない。チャートはS&P500種銀行株指数(黒い線)が年初来安 値を付けた1月15日以降の動きをS&P500種株価指数(赤い線)と比 較した。

銀行株は1月15日以降今月10日までに18%上昇し、S&P500種を 構成する24の業種で値上がり率トップとなっている。保険会社なども好 調でS&P500種金融株指数は同期間に7.6%上昇。一方、不動産株は下 落した。

マーティン・アダムズ氏は今月5日のリポートで、「投資家は金融 株の今のはじけた状態が続くと予想するだろうが、短命に終わる」と予 想。1980年代以降について、米当局が利上げ開始を準備しその後実施し 際、金融株が揺れ動いたことに引き合いに出した。

リポートによると、金融株は米当局が行動を起こす前は比較的好調 な傾向があるが、当局が行動を開始すると利ざやが縮小し、利益の伸び 鈍化は「予想を若干超える」という。マーティン・アダムズ氏は金融株 に下落の可能性があるため、投資家は金融株の比重を指数よりも低める べきだと指摘した。

原題:Financial Stocks in U.S. Seen Following ‘Pop, Then Drop’ Pattern(抜粋)

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