中国で相次ぐ社債発行取りやめ-デフォルトが影響

中国企業の間で社債発行の取りやめや先送り の動きが相次ぎ、その規模は今月に入って少なくとも85億元(約1700億 円)相当となった。同国社債市場でデフォルト(債務不履行)状態の発 生が続き、借り入れコストが押し上げられたことが背景にある。

福建省に本社を置く不動産開発の厦門建発は20億元相当の起債計画 を取りやめたことを10日に明らかにした。江蘇省が本社の電力会社、太 倉港協鑫発電は同日、11億元相当の社債発行を中止または先送りした。

景気減速と資金調達コスト上昇を受け、中国企業の間で債務不履行 が増えつつある。三菱東京UFJ銀行(中国)の金融市場担当チーフア ナリスト、李劉陽氏(上海在勤)は「デフォルトが増える中、信用力の 弱い企業が債券発行を通じて資金調達をすることはますます困難になっ ている」と指摘した。

華能国際電力は3日に予定していた20億元規模の社債発行計画を取 りやめ、河北鋼鉄は当初1日に計画していた15億元の起債を2日に中止 した。

原題:China Default Woes Lead to $1.4 Billion of Scrapped Bond Sales(抜粋)

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