エルニーニョ現象で太平洋の温度上昇、97年に類似-豪気象庁

オーストラリア気象庁は、太平洋で発達して いるエルニーニョ現象について、最も深刻だった1997-98年の状況を想 起させる兆しが続いていると発表した。同庁は最近のデータに基づき、 同現象が年内を通して続くとの見方を示している。

豪気象庁は9日、隔週のデータを発表し、2010年以来となる今年の エルニーニョ現象は引き続き発達しており、気象モデルは熱帯太平洋の さらなる水温上昇の公算が大きいことを示唆していると説明。海面水温 は年内を通してエルニーニョ現象を示す数値を上回るとの見通しを示し た。

同庁は「エルニーニョ関連指数は5つの全てが基準値を少なくと も1.2度上回っている。熱帯太平洋のこれほど広い範囲で水温が上昇す るのは異例だ。1997-98年のエルニーニョ現象以降で初めてだ」と指摘 した。

米海洋大気局(NOAA)によれば、97-98年のエルニーニョ現象 は過去最強で、その影響は「広大」で、インドネシアからチリ、米国に まで及んだ。

原題:Not Seen Since 1997: El Nino Warming Pacific, Australia Says (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE