NZ中銀:政策金利を3.25%に引き下げ-追加緩和の可能性示唆

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ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は11 日の金融政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・ レートを従来の3.5%から3.25%に引き下げた。利下げは4年ぶり。同 中銀は成長が鈍化する中でインフレ押し上げのため、追加利下げが適正 になり得ると表明した。

ウィーラー総裁は「インフレ圧力の低さと、需要の弱まりが見込ま れることを考慮すれば利下げは適正だ」とし、「追加緩和が適正になり 得るとわれわれは予想する。追加緩和はその時々の経済指標次第になろ う」と述べた。

ウィーラー総裁は、乳製品価格が下落し、インフレ率が4年連続で 自身の目標未満にとどまる中で成長鈍化に対応している。同中銀は利下 げによりニュージーランド(NZ)ドルが下落すると共に、インフレ率 がゼロ近辺から目標の2%に達する時期が2017年の遅い時期から来年へ と早まると見込んでいる。

ブルームバーグの調査ではエコノミスト16人のうち6人が今回の利 下げを予想。10人が据え置きとしていた。9人は年内の利下げを予想し た。ブルームバーグが10日遅く集計したデータによれば、金利スワップ 市場が織り込んでいたこの日の利下げの確率は53%。

ウィーラー総裁はまた、NZドルは「依然過大評価」されており、 「大幅な一段の下落調整が正当化される」と述べた。

同中銀はこの日、90日物銀行手形金利が今年4-6月(第2四半 期)の3.6%から来年同期までに0.5ポイント下げて3.1%になるとの見 通しを示した。この見通しは政策金利の方向性を示唆すると考えられて いる。

原題:RBNZ Cuts Rate to 3.25%, Says Further Easing May Be Needed (1)(抜粋)

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