米国の格付け「AA+」に据え置き、見通しは安定的-S&P

米格付け会社スタンダード・アンド・プアー ズ(S&P)は10日、「AA+」とする米国の信用格付けを据え置い た。米経済の回復力やドルの地位を理由に挙げた。

S&Pのアナリスト、リサ・シネラー、ジョン・チェンバース両氏 は、米国の強みとして経済の多様性と回復力、世界の準備通貨発行体と しての地位が挙げられると指摘した。

格付け見通しは引き続き「ステーブル(安定的)」。両アナリスト は、高水準の政府債務残高と「政治的な結束の欠如」が続いているため だと説明した。S&Pは主要格付け会社の中で唯一、最上級格付けより も低い格付けを米国に付与している。

両氏は、米国の債務負担は安定化してきているが、政府が歳出削減 や歳入拡大に取り組まなければ、2010年代の終わりに向けて増加する公 算が大きいと付け加えた。

原題:S&P Affirms U.S. AA+ Credit Rating, Maintains Stable Outlook(抜粋)

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