欧州株:1カ月ぶり大幅高、ギリシャ問題で合意に至ると楽観

10日の欧州株式相場は1カ月ぶりの大幅高と なった。指標のストックス欧州600指数は7営業日ぶりに反発。ギリシ ャが債務問題で合意に至るとの楽観が背景にある。

ストックス600指数は前日比1.8%高の390.78で引けた。ギリシャが 債権者側の求めるさまざまな経済改革措置の少なくとも一つの履行を確 約すれば、ドイツは救済資金の供与に同意する可能性があると、事情に 詳しい関係者2人が明らかにした。ギリシャのチプラス首相は欧州連合 (EU)のブリュッセルでの会合の場でメルケル独首相やオランド仏大 統領と話し合う機会を模索している。

リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメントの 世界株式ストラテジスト、ラース・クレッケル氏は「この件が落着すれ ば、欧州株は反発するはずだ」と発言。「欧州が最適の投資場所だとの 非常に強いコンセンサスがあったことから、ポジションが積み増されて いた。このため、多少の失望で相場は多少下げる可能性がある。ギリシ ャ情勢は正念場に近づきつつあることから、これが不安材料となってい た」と付け加えた。

個別銘柄では英タローオイルが6.7%上昇。英スーパーマーケット チェーンのJセインズベリーは4.5%値上がり。独セメントメーカーの ハイデルベルクセメントは4.9%高となった。

原題:European Stocks Climb Most in a Month on Optimism of Greek Deal(抜粋)

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