コンテンツにスキップする

ゴールドマンCEO:サマーズ氏の中国脅威論は大げさ過ぎる

中国主導のアジアインフラ投資銀行 (AIIB)が米国のリーダーシップを脅かすとしたサマーズ元米財務 長官の見解は、その重要性を過大評価している可能性があると、ゴール ドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン会長兼最高経 営責任者(CEO)が指摘した。

サマーズ氏は4月5日付のコラムで、AIIBへの支持が従来から の米国の同盟国を含めて広がっていることから、米国は「世界の経済シ ステムにおける引受人」としての役割を失いつつあるとの見方を示し た。

ブランクファイン氏は10日、北京の清華大学での討論会で「サマー ズ氏は素晴らしい知識人であり、コラムニストでもある。コラムニスト として、彼は極端な表現を用いる」と発言。「もう長い間、米国は経済 システムにおける唯一の引受人という状況ではなくなっている。米国の 影響力や経済力は短い間に突然損なわれたわけではない」と述べた。

米国はAIIBへの参加を表明していないが、同盟国であるオース トラリアや英国、韓国、ドイツ、フランスなどは参加を決めている。

討論会でブランクファイン氏は一方で、「米国が判断を間違ったと 考えられなくもない」と指摘。大戦後の世界の統治体制を現在の経済力 を反映した形で共有することに、もっと前向きな姿勢を取るべきだった との見解を示した。

原題:Blankfein Says Summers May Overstate Chinese Blow to U.S. Power(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE