アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が続落、インド株反発

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

10日の中国株式市場では上海総合指数が続落。米MSCIが同社の 指数への中国本土株の組み入れを見送ったことが響いた。

中国南車(CSR)と中国北車(チャイナCNR)の合併で誕生し た鉄道車両メーカー、中国中車(601766 CH)は続落し、9%を超える 値下がりとなった。中国が5月の工業生産を11日に発表するのを控え て、産業株が安い。華能国際電力(600011 CH)は2.7%安。テクノロジ ー株と消費者関連銘柄は上昇した。

上海総合指数は前日比0.2%安の5106.04で終了。CSI300指数 も0.2%安。MSCIは残る課題を克服するため中国の証券当局と協力 するとしている。

HSBCホールディングスの中国担当株式ストラテジスト、謝鵬氏 (香港在勤)はリポートで、MSCIの決定により人民元建てA株の 「センチメントが打撃を受けると考えている」と説明。「一部の利益確 定売りにつながる可能性がある」との見方を示した。

香港株も下落。中東呼吸器症候群(MERS)感染が広がっている 韓国から香港に戻った女性1人が発熱し、検査を受けていると当局者が 明らかにした。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比1.8%下落 し、4月8日以来の安値で終了。ハンセン指数は1.1%安で引けた。

【インド株式市況】

10日のインド株式相場は7営業日ぶりに反発。テクニカル分析で反 発の兆候が高まる中、工業株とエネルギー銘柄の上げが目立った。指標 のS&P・BSEセンセックスは前日、昨年10月以来の安値を付けてい た。

エンジニアリング大手のバーラト重電機とラーセン・アンド・トゥ ブロが大きく上げた。世界最大の製油所を所有するリライアンス・イン ダストリーズは4日ぶりに上昇したほか、ケアン・インディアは6年ぶ りの低水準から値を戻した。

センセックスは前日比1.4%高の26840.50で終了。これは約1カ月 ぶりの大幅上昇。相対力指数(RSI、7日間ベース)は前日まで5日 間にわたり、買いシグナルと見なされる水準の30を下回っていた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.1%高の5478.63。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.6%安の2051.32。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比1.2%高の9298.50。

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