韓国サムスングループめぐる争い激化-KCCが物産株取得へ

韓国最大のコングロマリット、サムスングル ープの主要企業をめぐる争いが10日、一段と激しくなった。同グループ を創業した李一族の支配力強化の取り組みを支援するため、韓国の化学 メーカー、KCCがサムスン物産の株式899万株を買い入れる。

KCCはサムスン物産株の取得計画を当局に届け出た。10日のサム スン物産株終値(7万5000ウォン)に基づけば、6743億ウォン(約746 億円)相当の取引となる。

サムスン物産は電子メールで、同社株の売却は第一毛織によるサム スン物産の吸収合併を手助けするものだと説明した。第一毛織はサムス ングループの事実上の持ち株会社。

資産家ポール・シンガー氏率いる米ヘッジファンド運用会社のエリ オット・アソシエーツは、第一毛織とサムスン物産の合併は株主の利益 にならないと主張し、合併阻止を目指している。

李一族はサムスングループの経営を強化する計画の一環として、こ の合併を進めたい考え。エリオットは第一毛織が合併を完了させないよ う差し止めを申し立てている。

原題:Samsung Battle Escalates as Lee Family Ally Increases Stake(抜粋)

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