東芝三菱電機:太陽光発電用の変換装置生産能力を2倍超に(訂正)

訂正済み

東芝三菱電機産業システム(TMEIC) は、海外での需要増に対応するため大規模太陽光発電設備に必要な電力 変換装置の生産能力を2倍超に引き上げる。

この装置は、太陽電池で発電した直流電力を交流電力に変換するパ ワーコンディショナと呼ばれるもの。ブルームバーグのインタビュー で、菊池秀彦パワーエレクトロニクスシステム事業部長が、年内に中国 江蘇省塩城や米国テキサス州の工場で同装置の生産を始めると話した。

菊池氏は「グローバルになるのはローカルプレーヤーになること」 だとし「大きな市場があるところに工場を作る」のが同社の方針だと話 した。生産能力は2014年度の年290万キロワット規模から15年度末まで に同650万キロワット規模に増やす予定。

東芝と三菱電機が産業分野の事業を分割して設立したTMEICは 国内のほか上海やインドのバンガロールでも工場を操業。菊池氏による と、再生可能エネルギー由来の電力を一定の価格で買い取ることを電力 会社に義務付けた固定価格買い取り制度が12年7月に導入されたこと で、同社の変換装置の生産も増えたという。

同社は15年度に計350万キロワット相当の変換装置を出荷すること を予定している。小林永芳・産業第三システム事業部長によると、今年 度はこのうち25%が海外向けとなる見込みで、18年度にはこの比率 が70%まで増える見込みだと話した。

TMEICは変換装置の生産量で世界5位。ブルームバーグ・ニュ ー・エナジー・ファイナンスのデータによると、首位の独SMAソーラ ー・テクノロジーのシェアは、中国の陽光電源やTMEICといった競 合会社の生産増により低下しつつある。

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