中国の統計、中銀の次の一手を決定か-工業生産や小売売上高

少なくとも悪化はしていない。それが、11日 に予定されている一連の経済統計発表を受け、エコノミストが中国の景 気減速について下したいと思っている結論だ。

5月の工業生産と都市部固定資産投資、小売売上高では、2009年の 世界的なリセッション(景気後退)以来の低成長から脱却しようと苦し む中国経済の実態が示されるだろう。

中国人民銀行(中央銀行)が利下げや財政政策の緩和の影響を見極 める中、景気安定化の兆しは人民銀が様子見を続けるのに十分な理由に なり得る。一つの期待の持てる兆候としては、不動産市場が回復してい る可能性があるということだ。

交通銀行のチーフエコノミスト、連平氏は9日、「中国経済は底の 状態にある」と指摘。「5月以降の統計は以前より明るい内容となって おり、多くの統計が大幅に悪化した1月とは極めて異なっている」と述 べた。

ブルームバーグが調査したアナリストの予想中央値によると、5月 の工業生産は前年同月比6%増と、2008年以来の低い伸びを記録した3 月からさらに改善すると見込まれている。ブルームバーグ集計のデータ によると、5月の小売売上高の伸び率は前月に記録した約9年ぶりの低 水準から10.1%に持ち直す見通し。1-5月の都市部固定資産投資 は11.9%増が見込まれている。

原題:China Data From Investment to Retail to Dictate PBOC’s Next Move(抜粋)

--取材協力:Xin Zhou、Jun Luo、Xiaoqing Pi.

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