NY原油:急反発、60ドル台-米シェール生産の減少見通しで

9日のニューヨーク原油市場ではウェスト・ テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急反発。米シェール 層の原油生産の落ち込みは7月まで続くとの米エネルギー情報局 (EIA)のリポートが影響した。市場シェア争奪戦で強硬な姿勢を崩 さない石油輸出国機構(OPEC)に対し、米国のシェール業者が降伏 しつつある兆候と受け止められた。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)の シニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は電話取材に対し、「北米 の生産が減少するとの期待で、原油価格は下支えられている」と指摘。 「昨日のEIA生産データではシェールオイルの小幅減少が示された。 明日発表の在庫統計では先週も減少したことが明らかになると見込まれ ており、これが相場をやや押し上げている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日 比2.00ドル(3.44%)高い1バレル=60.14ドルで終了。年初から は13%の値上がり。

原題:Oil Rises as Shale Drillers Seen Succumbing to OPEC Onslaught(抜粋)

--取材協力:Angelina Rascouet.

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