米農務長官:議会のTPA法案可決を予想-農業問題克服支援へ

ビルサック米農務長官は8日、ワシントンで ブルームバーグとのインタビューに応じ、海外との通商協定妥結の前提 条件となる大統領貿易促進権限(TPA)法案を米議会が可決するだろ うとの見通しを示した。

その上で、日米など12カ国が進める環太平洋連携協定(TPP) と、欧州連合(EU)との環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の交 渉で、それぞれコメとバイオ食品に絡んだ問題を克服するのに同法案可 決が追い風になると語った。

同長官は「いずれの通商協定も最終的には農業問題に帰着する」と し、「このため、どのような合意であっても、市場アクセスの拡大を確 保するよう強く意識することが必要だ」と述べた。

ビルサック長官は、TPA法案が議会を通過すればTPP交渉も急 速に進展すると予想。潜在的な経済的利益に加え、中国ではなく米国が 環太平洋地域の環境・労働基準策定で中心的な役割を果たしたいとの期 待がその誘因になると説明した。

米上院は5月にTPA法案を可決。ベイナー下院議長は、下院では 今月、同法案の採決を実施する可能性があると示唆している。

原題:Trade Bill Will Help Negotiators With Farm Issues, Vilsack Says(抜粋)

--取材協力:Laura Curtis.

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