ゴールドマンも支持のCDS指数見直しを投資家グループ提案

ゴールドマン・サックス・グループの元トレ ーダー、ケビン・オーリック氏らが創業したヘッジファンド運営会社の アンカレッジ・キャピタル・グループや同業のブルーマウンテン・ キ ャピタル・マネジメントは、クレジットデリバティブ(金融派生商品) 指数が反映すべき市場の実勢から乖離(かいり)している状況を指摘 し、これらの指数の抜本的な見直しに動いている。事情に詳しい関係者 4人が明らかにした。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)をめぐっては、最も 活発に取引される企業の銘柄で指数を構成することを義務付けるルール が存在し、問題が生じている。金融危機以降にCDSの取引が激減する 一方、社債の発行が急増する中で、最近の社債の発行体に連動する CDSは市場全般と歩調を合わせた動きとなっておらず、このため指数 が市場の実勢から切り離された状態にある。

非公開情報であることを理由に関係者2人が匿名を条件に語ったと ころでは、アンカレッジやブルーマウンテン、ブラックロックで構成す る投資家グループは、指数を算出するマークイットとアンカレッジのニ ューヨークオフィスで最近会合を持ち、指数の構成に関するルールの変 更を協議した。CDS取引の上位行のうちJPモルガン・チェースとゴ ールドマン、バークレイズ、シティグループも見直し案を支持している という。

バークレイズの米国社債トレーディング部門のロバート・ダグラス 最高執行責任者(COO)は、CDS市場の取引を回復させる取り組み について、「重要な問題の存在を誰もが認識しており、対応する必要が ある。この金融商品の流動性改善を目指し、業界内で多くの努力が続け られている」とコメントした。

アンカレッジとブルーマウンテンの広報担当のほか、ブラックロッ クとJPモルガン、ゴールドマン、シティもコメントを控えている。

原題:Anchorage, BlueMountain Said Seeking Credit-Swap Indexes Fix (1)(抜粋)

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