モンサント、シンジェンタに違約金2500億円提案-買収失敗なら

種子開発で世界最大手の米モンサントは7 日、農薬最大手のスイスのシンジェンタに対する450億ドル規模の買収 提案について、買収が失敗した場合は違約金20億ドル(約2500億円)を 支払う用意があると表明した。

モンサントの発表資料によると、違約金が支払われるのは世界の監 督当局から承認を得られない場合。モンサントは重複する全事業を売却 する方針をあらためて示し、必要な認可を獲得できると「確信」してい ると説明した。

シンジェンタは5月8日、モンサントによる1株当たり449スイ ス・フランの買収提案(現金部分は45%相当)を拒否。企業価値が過小 評価されているほか、反トラスト法(独禁法)絡みのリスクの代償が十 分でないことを理由に挙げていた。

モンサントが買収条件を引き上げ、数十億ドル規模の違約金を追加 すれば、シンジェンタは交渉開始を検討する見込みだと、事情に詳しい 複数の関係者が先週述べていた。関係者1人によると、違約金の具体的 な額は設定されていないものの、シンジェンタは買収額の10%程度が妥 当と考えている。現在の買収提案に基づけは45億ドルとなる。

原題:Monsanto Offers to Pay Syngenta $2 Billion If Takeover Fails (2)(抜粋)

--取材協力:Matthew Campbell、Andrew Noël、Ed Hammond.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE