ブラジル株:ボベスパ指数下落-株への資金流入額が年初来最低

8日のブラジル株式市場では、指標のボベス パ指数が3営業日続落。ブラジルの景気が低迷する中で、海外から株式 市場への資金流入額が5月は年初来で最も少なくなった。

鉄鉱石生産世界最大手のヴァーレが3日続落。3日間の下げ は5.3%に達した。鉄鉱石価格の下落が嫌気された。

ブラデスコ銀行は0.1%高。事情を直接知る複数の関係者からの情 報として、英銀HSBCホールディングスが不採算のブラジル部門を32 億-40億ドル(約3990億―4980億円)でブラデスコに売却する見通しだ と伝えられたことを受けて、上げ幅を縮小した。ロジャス・レナー は2.1%高と消費関連銘柄の上げを主導した。

ボベスパ指数は前週末比0.3%安の52809.64で引けた。一時は0.7% 高となる場面もあった。

証券会社クレア・コレトラのアナリスト、フェルナンド・ゴンエス 氏は電話取材に対し、「さえない経済指標が続く。財政再建に苦しむブ ラジル政府は財政赤字を穴埋めするために増税を進めており、株式市場 にとっては悪材料だ」と述べた。

原題:Brazil Equity Inflows Sink to Lowest in 2015 as Stocks Decline(抜粋)

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