独首相と財務相、ギリシャ対応で意見の溝深める-関係者

ドイツのメルケル首相とショイブレ財務相 は、資金繰り難が予断を許さない状況となるギリシャへの対応で意見の 溝を深めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

メルケル首相は地政学的懸念からギリシャをユーロ圏に残留させる ため譲歩する用意があるが、ショイブレ財務相はギリシャ政府が長期的 に欧州通貨同盟内で生き残る措置を講じない限り、ユーロ圏から離脱さ せることもいとわない姿勢だ。関係者は党内での議論に関する話だとし て匿名を条件に語った。

こうした溝は議会での与党会派内にも表れている。ギリシャ支援の 実行に関して41人からなる予算委員会に判断を委ねることへの不安感は 強まっており、従来分の見直しを含む合意について、連邦議会(下院) での投票が検討されているという。財務省は内部討議に関してコメント を控え、先週のメルケル首相報道官による声明に言及した。ショイブレ 財務相は首相と共に危機にしっかりと取り組んでいると述べた。

関係者によると、キリスト教民主同盟(CDU)とキリスト教社会 同盟(CSU)で構成される与党会派内では、多数の議員が首相の立場 を支持しにくいとして、選択を迫られればショイブレ財務相の側に付く 姿勢だという。

原題:Merkel-Schaeuble Differences Over Greece Approach Said to Widen(抜粋)

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