オバマ米大統領の強いドル問題発言、ホワイトハウスが否定

オバマ米大統領が主要7カ国(G7)首脳ら に対し強いドルは問題だと発言したと伝えられたことについて、ホワイ トハウスはこれを否定する声明を8日に出し、金融政策などの手段を駆 使して成長を促進することの必要性に言及したものだと説明した。

ホワイトハウスは声明で、「大統領は強いドルが問題だとは言って いない。世界的に需要が弱過ぎ、G7は財政政策や構造改革、金融政策 などあらゆる手段を駆使して成長を促進する必要があるとのかねてから の見解を繰り返したものだ」と指摘した。

ドイツで開催されているG7首脳会議での協議について知るフラン スの当局者は同日、ギリシャなどの地政学的リスクが金融市場のボラテ ィリティ(変動性)を高め、金利や為替相場に影響していると記者団に 語った上で、オバマ大統領がこの文脈で強いドルは問題だと発言したと 述べていた。仏当局者は協議内容は非公開だとして匿名を条件に話し た。

ロンドン時間午前9時18分(日本時間午後5時18分)現在、ドルは 対ユーロで0.2%安の1ユーロ=1.1140ドル。仏当局者の発言後に一 時0.6%下げた。発言前は0.3%高となる場面もあった。

原題:U.S. Denies Obama Told G-7 Leaders Strong Dollar Poses Problem(抜粋)

--取材協力:David Goodman.

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