OPEC閣僚、見解一致の手掛かり見いだす-イランに無反応

石油輸出国機構(OPEC)は5日、ウィー ンで開いた総会で現行の原油生産目標を据え置くことを決定した。この 決定について唯一驚きだったのは、全加盟国が賛成した点だ。

OPECのバドリ事務局長は総会後、「OPECに長年関わってき たが、このようなことは初めてだ。非常にポジティブなことだ」と述べ た。

OPECが昨年11月、高コスト生産者から市場シェアを獲得するた めに生産を維持する戦略を導入した際、ベネズエラなど立場の弱い加盟 国は、原油価格押し上げのため減産に踏み切るべきだと主張した。今回 は、OPEC戦略が奏功する兆しが見られる中、これら諸国も生産据え 置きを支持した。

長年にわたる内部対立に苦しんできたOPECは、創設以来の重要 局面で、何とか意見の一致を実現してきた。総会について説明を受けた 関係者によれば、少なくとも今回の総会では、最大の争点をめぐり黙し て語らずだったか、相違が取り繕われたようだ。イランは自国の増産の 余地を求めたが、他の加盟国から反応はなかったという。

サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は先週、ウィーンに到着 した際に、昨年11月に打ち出した戦略はうまくいっていると語った。し かし、関係者によれば、総会で最初に支持を表明したのはアラブ首長国 連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相だった。反対する国はなか ったという。

経済が危機的状況にあり、臨時総会の開催を要請していたベネズエ ラさえもOPECの決定について最善との見解を示した。

原題:OPEC Ministers Find Key to Happy Union as Iran Met With Silence(抜粋)

--取材協力:Maher Chmaytelli、Javier Blas、Wael Mahdi、Golnar Motevalli、Grant Smith、Angelina Rascouet.

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