9月米利上げの可能性高まる-予想上回る雇用増でエコノミスト

米雇用統計で5カ月ぶりの大幅な雇用増が示 されたことで、1-3月(第1四半期)の落ち込みからの景気改善の勢 いをめぐる懸念が後退し、9月の米利上げの可能性が高まったと受け止 められている。

ノーザン・トラストのチーフエコノミスト、カール・タネンボーム 氏は5月の雇用統計について「極めて強い内容と言える」とし、「9月 の利上げの可能性に一層明確に焦点が絞られるのは確かだ」と語った。

5月の非農業部門雇用者数は前月比28万人増と、ブルームバーグ調 査の予想中央値を上回ったほか、平均時給の伸びは前年同月比2.3%と 6年前に現行の景気拡大が始まって以降の平均をしのいだ。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのマネジングディレクター、ガ イ・リーバス氏(フィラデルフィア在勤)は「仮にあなたがイエレン連 邦準備制度理事会(FRB)議長の立場に置かれ、全項目をチェックし た場合、今回の統計は明らかにそのいずれをも満たした」と話した。

ルネサンス・マクロ・リサーチの米国担当エコノミスト、ニール・ ダッタ氏は「米金融当局は基本的な景気予測に関して多少安心できるだ ろう」と指摘。「経済はまあまあ健全な状態で、雇用の伸びは強く、賃 金は上昇し、失業率には基本的に変化がない」と説明した。

原題:September Fed Liftoff Odds Up After Payrolls Beat Forecasts (1)(抜粋)

--取材協力:Jeanna Smialek、Steve Matthews.

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