アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が5000突破、インド続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

5日の中国株式市場では、上海総合指数が7年ぶりに5000台に上昇 した。指数が世界をしのぐ勢いで値上がりする中で、新たな節目となっ た。

上海総合指数は前日比1.5%高の5023.10で終了。資源株と工業株を 中心に買われた。週間ベースでは8.9%上昇と、昨年12月以来の大幅な 上げとなった。同指数の100日ボラティリティ(変動性)が5年余りで 最大となるなど、相場変動が拡大している。

精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は「ボラ ティリティは恐らく高まるだろう」と指摘。「指数が上昇すればするほ ど、短期の利益を確定する投資家が増えることが見込まれる」と述べ た。

CSI300指数は前日比1%高。資源や工業など、同指数を構成す る10業種中8業種が上昇した。

アルミ生産で中国最大手、中国アルミニウム(チャルコ、601600 CH)は4.1%高。資産規模で中国最大の建設会社の中国中鉄(601390 CH)と中国鉄建(601186 CH)は共に値幅制限いっぱいの10%高。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前日比1.5%下 げ、ハンセン指数は同1.1%安。

【インド株式市況】

5日のインド株式相場は4日続落。銀行株と自動車関連銘柄の下げ が目立った。指標のS&P・BSEセンセックスは週間ベースでは昨 年12月以来の大幅安となった。

ICICI銀行を5日続落し、週間では2011年8月以降で最もきつ い値下がり。住宅金融でインド最大手のハウジング・デベロップメン ト・ファイナンス(HDFC)は4週間ぶりの安値を付けた。英高級車 メーカー「ジャガー・ランドローバー」を傘下に置くタタ・モーターズ は昨年8月以来の安値まで売り込まれた。製薬会社シプラは1.2%下げ た。

センセックスは前日比0.2%安の26768.49で引けた。一時は0.8%上 げたものの、取引終了間際の30分間で下げに転じた。前週末比で は3.8%安。インド準備銀行(中央銀行)のラジャン総裁が2日に今年 3回目の利下げを決定し、次に動く前にモンスーン期の降雨状況を見極 めると説明したことが背景にある。

タウルス・ミューチュアル・ファンドのマネジングディレクター、 R・K・グプタ氏は電話で、「モンスーン期の降雨状況とそれがインフ レに与える影響、さらにインド中銀に追加利下げの余地があるかどうか 懸念されている」と発言。終盤にかけての相場下落は「ギリシャがデフ ォルト(債務不履行)する可能性があることから、誰も週末に向けてポ ジションを持ちたくなかった」と説明した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.1%安の5498.46。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.2%安の2068.10。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.1%安の9340.13。

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