シェールオイルの順応性、コノコCEOの2012年の指摘裏付け

米石油会社コノコフィリップスのライアン・ ランス最高経営責任者(CEO)が2012年の石油輸出国機構 (OPEC)主催フォーラムで石油業界はシェールオイルを過小評価し ていると指摘した際、原油価格は1バレル=100ドル近辺で推移してお り、耳を貸す者はいなかった。

それから2年後に原油価格は下落。今月4日に開催された同じフォ ーラムに出席したランスCEOが今回、各国当局者と業界幹部らの注目 を集めたのは当然のことだった。同CEOは、米国のシェールオイル生 産の急増を表すチャートを示しながら、シェールオイルは「定着してい る」と説明した。

ランスCEOのメッセージはこうだ。シェールオイルは世界のエネ ルギー業界を変化させているだけではなく、シェールオイル生産が原油 価格の下落に対して大方の予想よりも順応性があることを証明してい る。世界の石油業界がそのことを急速に理解しつつあるのは確かだ。

12年6月に開催された同フォーラムで講演した当時、米国の原油生 産量は日量620万バレルだったが、現在は同950万バレルと1972年以来の 高水準に達している。

産油量が3年間で日量330万バレル増えたのは主にシェールオイル 生産によるものだ。この量は、サウジアラビア、イラクに次ぎOPEC 3位の産油国であるアラブ首長国連邦(UAE)の現在の生産量を上回 る。

原題:Shale’s Resilience Vindicates Conoco Boss on Return to OPEC (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE