プーチン政権は「カオス」的最後を迎える公算-英研究所

米国と欧州は、ロシアでプーチン大統領が首 相時代も含め政権に君臨した15年が「カオス的」最後を迎えることに備 え始めるべきだ。それはクーデターや大衆の騒乱を通じて起こり得るか もしれないと、英国のシンクタンク、王立国際問題研究所(RIIA) が4日リポートで指摘した。

RIIAは「プーチン大統領の選択肢は不快なほどせばまってい る。政権の座にある15年のうち、現在は最も深刻な問題に直面してい る」と分析した。

原油相場の低迷に加え、ウクライナ問題をめぐる欧米による制裁の 影響を受け、ロシア経済は6年ぶりにリセッション(景気後退)入りが 見込まれている。

リポートは「徐々に、経済的圧力に加え上層部腐敗の持続不可能な 広がりにより、変化不可避の流れは強まるだろう」と指摘した。

ロシアの通貨ルーブルは4日、2カ月ぶり安値に下落。同日、ロシ ア中央銀行のナビウリナ総裁は、今後数年で外貨準備を約1430億ドル (約17兆8000億円)増やし、制裁の発端となった昨年3月のウクライナ からのクリミア併合前の水準である5000億ドルにする意向を表明した。

原題:Putin’s Rule May Come to ‘Chaotic’ End in Russia, Report Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE