天然ゴムの国際価格が上昇-円安とタイからの供給減少で

円安と天然ゴムの国際価格上昇により、ゴム 輸入業者が苦戦を強いられている。

添付のチャートが示す通り、相場が12年ぶりの安値に下落する 中、東京商品取引所の天然ゴム先物相場は今年に入って最大14%上昇し 1年4カ月ぶりの高値を付けた。ドル建てゴム価格は最大11%の上昇と なっている。日本は、中国とインド、米国に次ぐ世界4位のゴム消費 国。

世界最大の輸出国であるタイからの供給が減少する一方、円相場は 下落している。フジトミのチーフアナリスト、斉藤和彦氏によると、季 節的な供給減でドル建て天然ゴム価格が上昇していることから東京商品 取引所のゴム相場上昇が加速している。

斎藤氏は、円相場下落に伴ってタイからの輸入価格が一段と上昇し ていると指摘。減産期の影響でタイからの供給は今年の最低水準に近く なっており、輸出価格が上昇していると述べた。

シンガポール市場のドル建て天然ゴム価格は5月29日、1キログラ ム=1.90ドルと、約10カ月ぶりの高値を付けた。

原題:Tokyo Rubber Surges With Yen’s Dive as Thai Supply Declines(抜粋)

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