カレンダーの6月9日に印を-中国株の重要方針の発表迫る

株価指数を提供する米MSCI が、間もなく中国株に関する重要方針を発表する。世界の主要市場をし のぐ勢いで上昇してきた中国株に数十億ドル規模の資金が流入するかど うかが、この方針で決定されることになる。

MSCIは中国本土株のMSCI指数への組み入れ決定を9日に発 表する可能性がある。同社はこの1年、銀行やファンドとこの問題を協 議してきた。中国株式市場の時価総額は計9兆ドル(約1120兆円)余り と既に世界2位で、一段と無視し難くなっている。ただ取引の自由度が 制限されていることから、大半の国際的な投資家にとって中国本土株は 依然として遠い存在だ。

中国当局は上海と深圳の証券取引所の開放を進めているが、なお残 る規制のため本土で取引される人民元建てA株の海外投資家の保有比率 は5.9%にとどまる。

MSCIのインデックス・マネジメント・リサーチのグローバル責 任者、セバスチアン・リーブリッヒ氏は電話取材に対し、中国市場は相 対的に「未開拓」だと指摘し、MSCI指数に組み入れられれば同市場 が「国際的な機関投資家の大きなレーダーに引っ掛かる」ことになろう と述べた。

原題:There’s a Big Decision Looming for Chinese Stocks

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