ギリシャはユーロ圏残留の是非問う国民投票を-ピサリデス教授

2010年にノーベル経済学賞を受賞したロンド ン・スクール・オブ・エコノミクスのクリストファー・ピサリデス教授 は、ギリシャのチプラス首相はユーロ圏残留の是非を問う国民投票を実 施すべきだとの見解を示した。

ピサリデス教授は4日、ロンドンでのブルームバーグとのインタビ ューで、「国民投票が最善の成り行きだろう」とした上で、国民投票は ギリシャ国民に「明確な選択肢」を与えるはずだと指摘した。

チプラス首相はアテネ時間5日午後6時(日本時間6日午前0時) に議会演説を行う。これに先立ち、欧州委員会と国際通貨基金( IMF)、欧州中央銀行(ECB)の代表団は同首相に救済案を提示す る一方で、一層の緊縮措置を求めた。チプラス首相は3日に行われた欧 州委員会のユンケル委員長との会談後、年金のさらなる減額や付加価値 税率の引き上げは受け入れられないと述べている。

ギリシャ系キプロス人のピサリデス教授は、「チプラス首相は譲歩 しないこと、反緊縮策、妥協しないことを公約に掲げて当選したが、こ うした公約を土台にした救済などあり得ないと債権団が主張しているこ とは明白だ」と説明。「チプラス首相はユーロ圏残留を望んでおり、債 権団側は残留を望むなら選挙公約とは全く相いれない政策の実行が必要 だと言っている」と語った。

原題:Tsipras Should Hold Greek Referendum on Euro, Pissarides Says(抜粋)

--取材協力:Hans Nichols、Jennifer Ryan、Guy Johnson.

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