異端同士の米ディッシュとTモバイルの統合-当局支持の公算

米衛星テレビ会社ディッシュ・ネットワーク と携帯電話サービス会社TモバイルUSが統合で合意した場合、審査す る米規制当局から好意的に受け止められる公算が大きい。

関係者によると、ディッシュのチャーリー・アーゲン最高経営責任 者(CEO)はTモバイルと過去に交渉した経緯があり、昨年9月に協 議を再開した。今回の交渉はゆっくりしたペースで続けられているが、 価格条件で双方の隔たりはまだ大きく、合意に達しない可能性もある と、関係者の1人は述べた。

元司法省当局者のジーン・キメルマン氏はインタビューで、「業界 で異端児同士である2社の統合は一般に、反トラスト法(独禁法)当局 などから好意的に受け止められる」と述べた。

規制当局はAT&Tとベライゾン・コミュニケーションズの2強が 支配する携帯ビジネスに必要な競争をもたらす新興企業だとTモバイル を評価している。同社はジョン・レジアCEOの指揮の下で料金引き下 げで顧客を伸ばしてきた。一方、アーゲンCEO率いるディッシュは有 料テレビ業界に携帯ベースで挑戦する準備を進めており、500億ドル (約6兆2200億円)を投資して幅広い周波数帯を取得している。

両社の合併が実現するには司法省と連邦通信委員会(FCC)の承 認が必要。ニュー・ストリート・リサーチのアナリスト、ジョナサン・ チャップリン氏は4日のリポートで、両社の合併について「規制面で大 きな障害は見当たらない」と述べた。

FCCと司法省の報道官はコメントを控えた。

原題:Dish and T-Mobile Combination of Mavericks Could Find U.S. Favor(抜粋)

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