タルーロFRB理事:米経済成長、若干勢いを失った可能性

米連邦準備制度理事会(FRB)のタルーロ 理事は米経済成長が若干勢いを失った可能性があると述べ、景気減速が 一時的なのか定着したものなのかという疑問を投げ掛けていると指摘 し、経済見通しに懸念を示した。

タルーロ理事は4日の国際金融協会(IIF)での会合で、悪天候 と港湾でのストライキ、「残存季節性」が1-3月(第1四半期)の米 経済の縮小に影響を及ぼしたとはいえ、「これら3つの要因によって、 国内総生産(GDP)伸び率を実際にマイナス圏に導いた落ち込みの大 部分を説明できるとは思わない」と述べた。

2日にはブレイナードFRB理事も講演で、米経済が海外からの向 かい風をどのようにしのいでいるかがはっきりするまで「状況を注意深 く見守る」姿勢を表明していた。1-3月期の米GDPは前期比年 率0.7%減だった。

タルーロ理事は「データ次第だという当局の姿勢が特に重要になる ことは正しいだろう」と発言。その上で、今年の予想を下回る個人消費 の数字や設備投資の弱さは米国「経済の基調的なパフォーマンスの勢い が失われた」のかどうかという疑問を提起していると説明した。一方、 自動車販売は明るい分野であり、住宅セクターはけん引力を若干強めつ つあると「多くの人が」考えている点に言及。「われわれは状況を見守 る必要がある。5日朝には新たに雇用統計も発表される」と付け加え た。

原題:Fed’s Tarullo Says U.S. Economy May Have Lost Some Momentum (1)(抜粋)

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