欧州株:1カ月ぶり安値、資源銘柄安い-ギリシャ問題を警戒

4日の欧州株式相場は1カ月ぶり安値を付け た。ギリシャと債権国とのトップ会談で対立が解消できなかったことが 手掛かり。

指標のストックス欧州600指数は前日比0.8%安の392.65で終了。国 際通貨基金(IMF)が米経済成長予測を引き下げ、米連邦公開市場委 員会(FOMC)は初回利上げを2016年前半まで先送りするべきだとの 認識を示したことを背景に、同指数は下げ幅を縮めた。

ギリシャのチプラス首相が同国のデフォルト(債務不履行)回避に 必要な救済融資再開に道を開く債権者側の提案を拒否したことを受け、 ストックス600は一時1.9%安となった。ギリシャは6月中に計4回の IMFへの返済が控えている。また同国向け救済パッケージは6月末で 失効する。ギリシャのアテネ総合指数は1.3%安と、西欧市場の主要株 価指数の中で最も下げがきつかった。

コンパス・キャピタル(チューリヒ)創設者のベネディクト・ゲー テ氏は、「センチメントに関して言えば、現在のいら立ちは極めて高 い」とし、「多くの市場関係者は次の動きについて全く自信が持てない 状況に陥っている。これは大きく動く可能性を意味する」と語った。

業種別指数の中で資源銘柄の下落率が最大。アングロ・アメリカン とフレスニーヨが大きく売られた。公益事業株も値下がりし、フランス 電力(EDF)は2.8%安となった。

原題:European Stocks Decline for Third Day Amid Greek Debt Impasse(抜粋)

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