アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が反発、インド株は続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

4日の中国株式市場では、上海総合指数が一時の下げを消し、上昇 して取引を終えた。エネルギー株や金融株が買われた。証券会社の国盛 証券が小型株の信用取引を停止したことを受けて、同指数は一時5.4% 下落していた。

上海総合指数は前日比0.8%高の4947.10で終了。騰落比率は下落約 2銘柄に対し上昇1銘柄。交通銀行(601328 CH)は値幅制限いっぱい の10%高となり、5年ぶりの高値を付けた。中国銀行(601988 CH)や 中国神華能源(601088 CH)も高い。CSI300指数は0.7%高。

小型株から成る創業板(チャイネクスト)指数は1%安。一時 は7.2%下げた。国盛証券は創業板指数の構成銘柄を信用取引の対象と なる株式のリストから除外した。同指数の最近の上昇と高い株価収益率 (PER)を理由に挙げた。

珩生鴻鼎資産管理で運用を担当する戴明氏(上海在勤)は、「市場 は国盛証券が小さい証券会社であり、このニュースに過剰反応したこと に気が付いた」と指摘。「一時的なパニック売りのようだった。最も重 要なのは、強気相場に対する当局の姿勢に大きな変化はみられず、政府 が引き続き市場を支援しているということだ」と述べた。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.1%高。一方、 ハンセン指数は0.4%安で引けた。

【インド株式市況】

4日のインド株式相場は下落。指標のS&P・BSEセンセックス は3営業日続落となった。ボラティリティ(変動性)が高まる中で、金 属株と消費者関連銘柄の下げが目立った。

鉄鋼メーカーのタタ・スチールは2013年10月以来の安値を付けたほ か、銅・アルミ精錬会社ベダンタは3日続落した。インド最大のたばこ 会社ITCは13年9月以来の安値まで売り込まれた。

センセックスは前日比0.1%安の26813.42で終了。一時1.1%下げた ものの、取引終了間際の1時間で下げ幅を縮小した。月初来では3.7% 下げている。天候要因でインド準備銀行(中央銀行)が追加利下げを先 送りする可能性があり、これが企業業績に影響を及ぼすとの懸念が強ま ったためだ。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.4%安の5504.30。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.5%高の2072.86。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比2.2%安の9348.63。

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