きょうの国内市況(6月4日):株式、債券、為替市場

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●株は3日ぶり反発、欧州景気の改善期待-金融上昇、輸出一角堅調

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東京株式相場は3日ぶりに反発。欧州中央銀行(ECB)総裁が欧 州景気の回復を示唆し、対ユーロでの円安進行も好感された。欧米金融 株高の流れを受けた保険や銀行、証券など金融株が業種別上昇率の上 位。マツダなど輸出株の一角も堅調だった。

TOPIXの終値は前日比3.90ポイント(0.2%)高の1673.89、日 経平均株価は14円68銭(0.1%)高の2万488円19銭。

東証1部の業種別33指数は保険、証券・商品先物取引、ガラス・土 石製品、銀行、金属製品、空運、建設、機械など17業種が上昇。水産・ 農林や電気・ガス、ゴム製品、倉庫・運輸、陸運、サービスなど16業種 は下落。東証1部の売買高は24億9494万株、売買代金は2兆6912億円。 上昇銘柄数は994、下落は751。

売買代金上位では三井住友フィナンシャルグループ、野村ホールデ ィングス、第一生命保険、T&Dホールディングスなど金融株がそろっ て高く、みずほ証券が目標株価を上げたTOTOも買われた。半面、公 募増資を発表した楽天は大幅安となり、クレディ・スイス証券が投資判 断を下げた大東建託も安い。資生堂や東京ガスも軟調。

●債券は大幅続落、欧米債急落で長期金利半年ぶり水準-30年入札順調

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債券相場は大幅続落し、長期金利が0.50%と半年ぶりの高水準まで 達した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁発言をきっかけに欧州や 米国の債券相場が急落したことへの警戒感から売りが優勢だった。一 方、きょう実施の30年債入札が順調な結果となったことが相場を下支え した。

4日の長期国債先物市場で中心限月6月物は、前日比40銭安の146 円88銭で始まり、一時は146円81銭と日中取引で5月14日以来の安値を 付けた。午後零時45分の入札結果発表後にいったん戻したが、買いは続 かず、結局は35銭安の146円93銭で引けた。

みずほ信託銀行債券運用部の吉野剛仁チーフファンドマネジャー は、「海外市場の弱い地合いの影響を受けて、債券相場は調整してい る。水準的には10年債利回りの0.5%、30年債利回りの1.55%では一定 の需要が見込めるようだ」と話した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の339回債利回 りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より4ベーシ スポイント(bp)高い0.50%と、2014年11月18日以来の水準で取引を開 始した。いったん0.49%に戻したが、再び0.50%に上昇。午後も0.50% を付けていたが、入札結果発表後には0.49-0.495%で推移した。

財務省がこの日実施した表面利率1.6%の30年利付国債(47回債) の入札結果によると、最低落札価格は101円35銭と、市場の事前予想 を15銭上回った。小さければ好調なテール(落札価格の最低と平均の 差)は14銭と昨年11月以来の低水準となった。投資家需要の強弱を示す 応札倍率は3.07倍と、前回の2.74倍から上昇した。

●円が下落幅縮小、アジア株軟調で売り圧力弱まる-米雇用統計見極め

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東京外国為替市場では、円が午後に下落幅を縮小した。中国をはじ めとするアジア株の軟調を背景に、リスク回避的な円買い圧力がかかっ た。

4日午後3時18分現在のドル・円相場は1ドル=124円38銭付近。 円は午前に付けた124円57銭を下値に、一時は124円22銭まで値を戻し た。ユーロ・円相場は午前に一時1ユーロ=140円36銭と1月13日以来 の水準までユーロ高・円安が進み、同時刻現在は140円05銭付近で推移 している。

しんきんアセットマネジメント投信の加藤純主任ファンドマネージ ャーは、「ドル・円は買い遅れている海外勢などの買いからしっかり」 と指摘。ただ、午後に入ると、「日経平均株価が下げたことで上げ幅を 削っている」とし、2日に125円05銭を付けたことで達成感が出てお り、高値を買う雰囲気ではないとも言う。

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