公然の秘密だったUBS金利操作-東京でも投資銀CEO面前で

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作 の中心人物とされる元トレーダーのトーマス・ヘイズ被告が、かつて勤 務したスイス最大の銀行UBSグループについて、投資銀行の当時の共 同最高経営責任者(CEO)が出席したミーティングでも金利操作の試 みを話したことがあり、LIBOR操作は「公然の秘密」だったと供述 していたことが明らかになった。

ロンドンの陪審団に検察側が3日読み上げた初動捜査の供述によれ ば、金利操作の試みが話題となったミーティングには、投資銀行の共同 CEOだったカールステン・ケンゲター氏も出席していた。

同被告は英重大不正捜査局(SFO)の捜査官に対し、ケンゲター 氏が東京オフィスを訪れた際に出席したミーティングで、LIBOR操 作の試みについて話したと述べていた。

ヘイズ被告は捜査当局の聴取で、UBSではLIBOR操作をめぐ る話が公然と行われており、誰もがそれを承知していたはずだと主張。 「それは非常にあからさまだった」と供述した。

シティやスイスのUBSグループで勤務したヘイズ被告(35) は、2006年から10年9月にかけて行ったとされるLIBOR操作の共謀 をめぐり8つの訴因で起訴されたが、無罪を主張している。

原題:Hayes Said Ex-UBS Executive Kengeter Sat In on Libor-Fix Meeting(抜粋)

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