中国本土投資家、高頻度取引に代わる香港株の流動性供給源に

香港証券取引所の流動性供給は、数億人に上 る中国本土の投資家やトレーダー頼みだ。

米国の株式や通貨などの資産取引では高頻度取引(HFT)を手掛 ける市場参加者が支配的なマーケットメーカーとなっているが、香港株 については取引税の影響で流動性供給という点でHFTの存在感は薄 い。

香港証取を運営する香港取引所にはその代わり、上海証取経由で香 港株を売買する投資家という別の流動性供給源がある。昨年11月に始ま った香港と上海の証取接続に続き、香港と深圳証取との接続も年内に計 画されている。

香港の投資銀行、リオリエント・グループのエグゼクティブマネジ ングディレクター、ブレット・マクゴネガル氏は、「中国からの個人投 資家が事実上、HFTの穴を埋めているのかもしれない」と指摘した。

香港証取では昨年11月以降、1営業日当たりの売買代金が急増。今 年4月9日には過去最高の2920億香港ドル(約4兆6900億円)を記録。 4月初め以降、毎営業日ごとの売買代金は前年同期のほぼ3倍となって いる。

原題:Hong Kong Exchange Bets Chinese Traders Are Just as Good as HFT(抜粋)

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