大人気の中国IPO市場-応募資金、香港GDPに匹敵の企業も

中国の新規株式公開(IPO)は極めて魅力 的な「商品」であり、中国核能電力の場合のように、20億ドル(約2500 億円)規模の募集に対して香港の年間の域内総生産(GDP)にほぼ匹 敵する規模の資金を引き寄せたケースもある。

原子力発電事業で中国2位の中国核能電力のIPOに対する応募資 金として1兆6900億元(約2730億ドル=約34兆円)が凍結されたこと が、上海証券取引所のウェブサイトに掲載された同社の発表資料で明ら かになった。

投資家は中国本土の市場に上場した新株に魅了されている。当局が 企業による割高な水準での株式発行を阻んでいることもあり、こうした 銘柄は取引初日に急伸することが多いためだ。ブルームバーグの集計デ ータによれば、今年上場した144社の株価はこれまでに平均で539%上昇 しており、取引初日の上昇率は44%に達している。

中国核能電力の発表資料によると、同社は1株当たり3.39元で39億 株を発行する。調達資金は原子炉10基の建設や運転資金に充てる予定。

ブルームバーグがアナリスト6人を対象に先月実施した調査の予想 中央値によると、中国核能電力を含む中国企業23社のIPOへの応募 で、6月初めから4兆9000億元の流動性が凍結される可能性がある。

原題:China’s Hot IPO Market Lures $273 Billion to $2 Billion Offering(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE