ソフトバンク、韓国ネット通販への出資は企業価値の5分の1-関係者

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ソフトバンクが出資を発表した韓国最大規模 の電子商取引サイト「クーパン」の運営会社の企業価値が約50億ドル (約6200億円)だと関係者の話で分かった。ソフトバンクの投資額は、 その5分の1にあたる。

事情に詳しい1人の関係者が、情報が非公開だとして匿名で語っ た。ソフトバンクは、「クーパン」を運営するフォワードベンチャーズ に10億ドルを出資すると3日に発表した。インターネット分野への投資 により海外収益の拡大を図る。発表資料によると、取引は7月上旬に完 了する見込み。出資後の株の保有比率は明らかにされていない。

ソフトバンクは、インターネット企業への投資を通して海外展開を 加速させる方針を表明している。電子商取引サイトでは、中国のアリバ バ・グループ・ホールディングやインドのスナップディール、インドネ シアのトコペディアに出資している。

岩井コスモ証券の川崎朝映アナリストは、消費に占める電子商取引 の割合が世界的に増えているため「他の地域でも同様の出資が続くだろ う」と話した。またフォワードベンチャーズへの出資は、将来の成長を 見込んだものだと指摘した。

発表資料によると、新株をソフトバンクが取得し、フォワードベン チャーズは調達した資金を決済サービスや配送ネットワークの改善、研 究開発機能の拡充に使う。ソフトバンクの広報担当、倉野充裕氏によれ ば、同社副社長のニケシュ・アローラ氏がフォワードベンチャーズの取 締役に就任した。

クーパンのモバイルアプリは2500万超のダウンロードがあり、売上 高の75%をモバイルユーザーから得ている。フォワードベンチャーズは 最高経営責任者(CEO)のボム・キム氏が2010年に創業した。

--取材協力:黄恂恂.

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