日産:米市場シェア大幅拡大へ、10%目標維持-ゴーンCEO

日産自動車のカルロス・ゴーン最高経営責任 者(CEO)は2016年度末までに米国市場シェアを10%まで引き上げる という目標をこの5年間維持してきた。その実現に向けた進展はこれま で極めてわずかだが、現在もこの目標達成を目指している。

ゴーン氏は3日、ブルームバーグのニューヨークオフィスでのイン タビューで、同社は新型セダン「マキシマ」やスポーツ型多目的車 (SUV)「ローグ」などの勢いを借りて、米市場シェアを現在 の8.4%から17年3月31日までに10%に引き上げると述べた。しかし日 産がこの目標を最初に設定した11年の市場シェアが8.2%だったことを 考えると、目標達成にはかなりの伸びが必要となる。

ゴーン氏の大胆な目標設定は、高い販売目標を掲げるよりも高利益 率などの追求を表明することが多い自動車業界では異例だ。

同氏は「当社のラインアップから見て、より大きな市場シェアを得 て当然だと私は考える」とし、「われわれはむやみに市場シェア拡大を 図っているのではない。投資に見合う市場シェアを求めている」と語っ た。

ゴーン氏の楽観的な見方の根拠の1つは米国の隣国であるメキシコ で26%と、市場シェアが1位であることだ。さらに、3日発売の新型マ キシマに加え、セダン「アルティマ」とコンパクトカー「セントラ」の 年内のモデルチェンジも予定している。新型フルサイズピックアップ 「タイタン」も投入される。

ゴーン氏はローグなどのクロスオーバーSUVの販売増を見込んで おり、需要拡大に対応するため日本からの輸入を増やす可能性があると 述べた。

原題:Nissan’s Ghosn Seeking Big U.S. Market Share Gains in 22 Months(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE