シティ日本幹部も承知と主張-TIBOR操作で解雇ヘイズ被告

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作 をめぐり起訴された元トレーダーのトーマス・ヘイズ被告が、米銀シテ ィグループから2010年に解雇された数日後、シティグループ・グローバ ル・マーケッツ・ジャパン(CGMJ)の上層部が指標金利操作の企て を承知していたと主張する書簡を人事担当幹部宛てに送っていたことが 分かった。

ロンドンの陪審団に検察側が2日示した10年9月9日付の書簡は、 自分に都合のよい金利の水準を申告するようブローカーやトレーダーに 頼んでLIBORの操作を試みたとシティが内部調査で認定し、ヘイズ 被告が解雇された後に送られた。

ヘイズ被告は人事担当幹部に宛てた書簡で、「私の行動はCGMJ 上層部の他の人々のものと完全に一致していた。CGMJの上級幹部は 私の行為を承知しており、不正に該当するとかその恐れがあると言われ たことはどの時点でもなかった」と主張した。

同被告が解雇の当日にシティの日本の投資銀行責任者ブライン・マ クカピン氏から受け取った書簡には「あなたは自分の取引ポジションに 有利になるよう円LIBORと東京銀行間取引金利(TIBOR)の操 作を試みた。そのような行為はシティの行動規範に明らかに違反し、規 制上あるいは評判に対する重大な打撃を生じさせる危険を伴う」と書か れていた。

シティやスイスのUBSグループで勤務したヘイズ被告(35) は、06年から10年9月にかけて行ったとされるLIBOR操作の共謀を めぐり8つの訴因で起訴されたが、無罪を主張している。

原題:Bank Managers Knew About Libor Fixing, Hayes Told Citigroup HR(抜粋)

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