解雇されたドイツ銀行員、過去のボーナスめぐり提訴

ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)操 作問題を決着させるためにドイツ銀行を解雇されたトレーダーの1人が ボーナスの支払いをめぐり、同行を訴えていることが明らかになった。 このトレーダーが求めているボーナスは総額で500万ポンド(約9 億5300万円)を上回る可能性がある。

ドイツ銀のニューヨーク州金融サービス局との和解の一環として、 トレーダーのイブ・パチュレル、ギャビン・ブラック両氏は今年4月に 解雇されたが、その数カ月前の1月にロンドンの裁判所に同社を相手取 り提訴していた。ブラック氏の代理人のアレクサンドラ・カーン弁護士 によると、ブラック氏はすでに訴えを取り下げている。

3日に明らかにされた裁判資料によると、両氏は2008-09年のボー ナスに関連して「契約違反に伴う賠償」をドイツ銀に求めていた。

ドイツ銀行はLIBOR操作での同行の役割をめぐる米英での調査 を決着させるため、25億ドルの制裁金を支払った。英金融行動監視機構 (FCA)によると、この問題にはドイツ銀のマネジャーやトレーダー ら少なくとも29人が関与しており、大半はロンドン在勤だったがフラン クフルトや東京、ニューヨークに勤務する行員もいた。

ドイツ銀は電子メールで声明を発表し、パチュレル氏の主張には考 慮すべき点はないとし、争う姿勢を示した。ブラック氏についてはコメ ントを避けた。パチュレル氏の代理人でもあるカーン氏は、ブラック氏 の訴え取り下げ以外には言及しなかった。

原題:Deutsche Bank Trader Fired Over Libor Sues for Past Bonuses (1)(抜粋)

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