米地区連銀経済報告:景気は拡大-ドル高の影響も

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米連邦準備制度理事会(FRB)が3日公表 した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米国では4月初め から5月遅くにかけて景気が拡大した。ただ一部地域で製造業がドル高 の影響を受けたほか、エネルギー関連投資も減速した。

ベージュブックによれば、12地区中4地区は「緩やか」な拡大、3 地区は「緩慢」な拡大と報告。残りの地区では「まちまち」や「若干」 の拡大などとされた。ダラス地区では拡大ペースが鈍化した。

今回のベージュブックは、今月16-17日に開催される連邦公開市場 委員会(FOMC)での協議の土台となる。

ベージュブックでは、「製造業活動は総じて横ばい、もしくは拡大 した」と記された。

ドル高は鉄鋼などの業界の足かせとなっており、ボストン、クリー ブランド、シカゴ、ミネアポリス、ダラスの各地区は「輸出もしくは、 海外へのエクスポージャーが顕著に大きい部門での設備投資への悪影響 を指摘した」。

雇用の水準は「全地区にわたって若干上昇」し、「賃金は大半の地 区で若干の伸び」が見られた。

このほか「大半の地区は小売り支出の上向きを報告。見通しも前向 きだった。小売企業は売上高が年内増え続けると予想した」とされた。

今回のベージュブックは、5月22日までに集めた調査結果を基にダ ラス連銀がまとめた。

原題:Economy Expands in U.S. Amid Dollar Headwinds, Beige Book Shows(抜粋)

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