アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が小動き、インドは続落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

3日の中国株式市場で、上海総合指数はほぼ変わらず。ボラティリ ティ(変動性)が高まる中で、下落銘柄数が上昇銘柄数を上回った。同 指数は7年ぶりの高値付近で推移した。

電力会社の華電国際電力(600027 CH)と乳業メーカーの内蒙古伊 利実業集団(600887 CH)が安い。通化東宝薬業(600867 CH)を中心に 医薬品株が下げた。一方、寧波銀行(002142 CH)は5.1%高。当局から 優先株発行の承認を得たことが好感された。

上海総合指数は前日比ほぼ変わらずの4909.98で終了。騰落比率は 下落5銘柄に対し上昇4銘柄。

珩生鴻鼎資産管理で運用を担当する戴明氏(上海在勤)は、「この ように変動が大きい取引が今後も続くだろう」と指摘。「銀行預金や不 動産市場から資金流入は続いており、強気トレンドはまだ健在だ」と述 べた。

香港市場ではハンセン指数が前日比0.7%高の27657.47で引けた。 ハンセン中国企業株(H株)指数は0.6%安。

【インド株式市況】

3日のインド株式相場は下落し、指標のS&P・BSEセンセック スは続落した。不動産株と建設銘柄の下げが目立った。インフレを受 け、インド準備銀行(中央銀行)の追加利下げ観測が後退した。

不動産開発のユニテックは36%下げ、2006年1月以来の安値を付け た。ダムや道路の建設を手掛けるジャイプラカシュ・アソシエーツは約 6年ぶりの大幅安。インドステイト銀行は2カ月ぶり安値となった。

センセックスは前日比1.3%安の26837.20で終了。2営業日の下落 率は3.6%で、これは13年8月以降の最大。

インド中銀のラジャン総裁は2日、今年3回目の利下げを決定 し、、次に動く前にモンスーン期の降雨状況を見極めると説明した。こ の2時間後に気象当局が今年の雨量について4月時点の予報から下方修 正し、天候要因が金融政策の追加緩和を妨げるとの懸念を強めた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.9%安の5583.58。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.7%安の2063.16。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.6%安の9556.52。

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