ECB:政策金利全て据え置き、データはデフレリスク後退示唆

欧州中央銀行(ECB)は3日、3つの政策 金利を全て据え置いた。データはユーロ圏のデフレリスクが後退しつつ あることを示している。

ECBはフランクフルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節 手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最 低応札金利を0.05%で据え置くことを決めた。中銀預金金利と限界貸出 金利もそれぞれマイナス0.2%と プラス0.3%に維持した。

5月のユーロ圏インフレ率は6カ月ぶりにプラスに転じた。ドラギ 総裁はユーロ圏の景気回復について楽観的な見方を示しそうだ。見通し 改善は、ECBが月600億ユーロ相当の資産購入を計画通り2016年9月 末まで続けるかどうかの疑問を浮上させる。

野村インターナショナルの欧州担当シニアエコノミスト、ニック・ マシューズ氏は「政策委員会が現行の金融政策措置を断固として最後ま で実施する意思に引き続き焦点が当たる」と話している。「市場が示す インフレ期待は依然として過去の標準より低い」と付け加えた。

原題:ECB Keeps Interest Rates on Hold as Deflation Risk Fades (抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Alessandro Speciale、Fergal O’Brien、Craig Stirling、Alexander Kell、Catherine Bosley、Stuart Metzler、Angela Cullen、Tom Lavell.

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